鉄道模型のNゲージやOゲージは何が違うの?
彼女に気に入られるために知ったかぶりをしていて、直接ゲージについて聞くことができないので、素人にもわかりやすく説明してもらえるとありがたいです。
ゲージとは路線の間隔のことです
Zゲージは軌間が6.5mmの、鉄道模型の中では最小サイズとなっていて、これよりも小さな模型は登場しないだろうということからアルファベットの最後の文字であるZが採用されています。Zゲージの魅力は、狭い場所でも鉄道模型を走らせることができるところです。
日本で最も人気のあるのがNゲージです。軌間は9mmで、鉄道模型市場の8割を占めていると言われていて、数字の9を表すヨーロッパ言語がすべてNから始まることからNゲージと名づけられました。
Nゲージの特徴は、スペースを取らずに楽しめることができるところです。Zゲージと比較するとカーブもスムーズに通過するため、簡単にレイアウトを製作できる点も魅力です。
軌間12mmのTTゲージは、1950年代にアメリカで誕生した鉄道模型です。TTは「Table Top」のことで、テーブルの上でも遊べる鉄道模型という意味を持っています。ちなみに、日本ではTTゲージは生産されていません。
HOゲージは、サイズがOゲージの半分の軌間16.5mm鉄道模型で、イギリスで人気となり、日本では戦後から徐々に普及してきたモデルです。
軌間32mmのOゲージは、独自のフォルムがとても特徴的で、他のゲージでは感じられない大きさにかなり迫力があります。戦後間もない頃は鉄道模型の主流となっていて、今でも限られた愛好家には支持されています。
1,960年にドイツのレーマンによって作られたのが軌間45mmのGゲージです。サイズが非常に大きい鉄道模型であることから、庭園鉄道にも使用されています。
主に「LGB」というブランドのモデルが人気となっていて、Gゲージ規格の車両は細部までこだわられていることが大きな特徴となっています。そのため、インテリアとして飾っているコレクターもたくさんいます。